日本管打楽器コンクール

このコンクールは、管楽器および打楽器の各分野から、国際的視野に立ち有能なソリストを発掘し、優秀な人材の育成およびこのジャンルの啓発を目的とし、さらに広く世界の管打楽器の愛好者に呼び掛け、国際交流を図るとともに国際的なコンクールとして発展させることを目的とします。

2014年 第31回日本管打楽器コンクール 報告

開催日程・場所
第一次予選・第二次予選・本選
2014年08月18日(月)~08月23日(土)
オーボエ    (武蔵野音楽大学)
サクソフォーン (洗足学園音楽大学)
パーカッション (国立音楽大学)
マリンバ    (東京音楽大学)


オーボエ部門
◆第一次予選
<課題曲>
C.P.E.Bach:無伴奏ソナタ Wq132 a-moll(g-mollも可)第一楽章 [出版社:指定なし]

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。

◆第二次予選
<課題曲>
R.Schumann:Drei Romanzenより 第一曲 [出版社:指定なし]

<選択曲>
①L.Berio:Sequenza Ⅶ [出版社:指定なし]
②B.Britten:Six Metamorphoses after Ovido [出版社:指定なし]
③A.Dorati:Cinq Pieces [出版社:指定なし]
④H.Holliger:Sonate [出版社:指定なし]
⑤G.Silvestrini:6 Etudes pour Hautbois より 1,2,4,6 [出版社:指定なし]
⑥I.Yun:Piri [出版社:指定なし]
⑦M.Arnold:Sonatine [出版社:指定なし]
⑧A.Dorati:Duo Concertante [出版社:指定なし]
⑨H.Dutilleux:Sonate [出版社:指定なし]
⑩J.W.Kalliwoda:Morceau de Salon(op.228) [出版社:指定なし]
⑪D.Millhaud:Sonatine [出版社:指定なし]
⑫A.Pasculli:La Favorita [出版社:指定なし]
⑬A.Ponchielli:Capriccio [出版社:指定なし]
⑭F.Poulenc:Sonate [出版社:指定なし]
⑮N.Skalkottas:Concertino [出版社:指定なし]
⑯北爪道夫:歌う葦(REEDS SINGING A SONG) [出版社:指定なし]

「注意事項」
・上記の課題曲と選択曲の中から1曲を選び、課題曲、選択曲の順序で演奏すること。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。

◆本 選
W.A.Mozart:Konzert C-dur KV314 全楽章 [出版社:指定なし]

「注意事項」
・暗譜で演奏のこと。
・ブラインド審査無しとする。

サクソフォーン部門
◆第一次予選
<課題曲>
Alfred Désenclos:Prélude , Cadence et Finale より [出版社:Leduc]
※CADENCE 冒頭から演奏し、Allegro 12/8 の2小節目から
FINALEの3小節前に跳んで最後まで演奏する。(時間になり次第、演奏を終了する。)

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査とする。

◆第二次予選 
<課題曲審査>
Chareles Koechlin:Etudes より2. 4. 6 [出版社:2008年版(Billaudot)]
2. Pour les sons liés et le charme de la sonorité.
4. Pour les arpèges.
6. Pour les notes en staccato et le mélange de legato et du staccato.

<選択曲審査>
下記の選択曲の中から1曲を選び演奏すること。
①長生 淳:La Lune en Paradis [出版社:Zen-on Music]
②野平一郎:Arabesque Ⅲ [出版社:Lemoine]
③吉松 隆:Fuzzy Bird Sonata [出版社:Billaudot]
④Leslie Bassett:Music [出版社:Peters]
⑤Luciano Berio:Sequenza Ⅸb [出版社:Universal]
⑥Roger Boutry:Divertimento [出版社:Leduc]
⑦Fernande Decruck:Sonate [出版社:Billaudot]
⑧Edison Denisov:Sonate [出版社:Leduc]
⑨Thierry Escaich:Lutte [出版社:Misterioso]
⑩Marilyn Shrude:Renewing the Myth [出版社:Lemoine]
⑪Heitor Villa-Lobos:Fantasia [出版社:Peer Music]

「注意事項」
・課題曲審査の結果後、通過者のみ選択曲審査へ進めるものとする。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。

◆本 選
André Waignein:Rhapsody [出版社:Scherzando]

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。

パーカッション部門
◆第一次予選 
<課題曲>
①Jacques DELECLUSE:TEST-CLAIRÉ pour Caisseclaire seule [出版社:Leduc]
②Heinrich Knauer:Kleine TrommelschuleよりNo.25 [出版社:Friedrich ofmeister]
※テンポLangsamと記されているが ♩=60で演奏のこと。
※装飾音符は全てSingleで演奏のこと。
③CHARLEY WILCOXON:ALL-AMERICAN DRUMMERより [出版社:LUDWIG MASTERS]
※136th ♩=90で演奏のこと。
※指定されたRudiment奏法で演奏のこと。
④M.GOLDENBERG:MODERN SCHOOL FOR XYLOPHONE MARIMBA VIBRAPHONE [出版社:Alfred(改定版)]
※56ページMELODY(Xylophoneで演奏する)
※手順は自由、テンポはAndanteと記されているが ♩=96で演奏のこと。

「注意事項」
・①②③④の順序で演奏のこと。
・小太鼓は各自で持参し、シロフォンは主催者側で用意したものを使用すること。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。

◆第二次予選
<課題曲>
Michael Cals:Quatre Inventions (全楽章) [出版社:Leduc]

<選択曲>
①E.Carter:Eight Pieces for Four Timpani [出版社:G.Schirmer Inc.]
※No.4、No.1、No.8の順で演奏のこと。
②Per Nørgård:IChingより Ⅱ、Ⅳ [出版社:W.Hansen]
③石井眞木:Thirteen Drums Op.66 [出版社:Moeck]
④K.Stockhausen:Nr.9 Zyklus [出版社:Universal]
⑤W.Thä richen:Konzert für Pauken und Orchesterより2、3 [出版社:Bote&Bock]
⑥福士則夫:ソロ・パーカッションのための「グラウンド」 [出版社:音楽之友社]
⑦N.J.Živković:Generally spoken it is nothing but rhythm [出版社:Musica Europea]
⑧北爪道夫:Side by Side [出版社:全音楽譜]
⑨L.Xenakis:Psappha [出版社:Salabert]
⑩E.Kopetzki:CANNED HEAT ※繰り返しなし [出版社:Southern Music]

「注意事項」
・上記の課題曲と選択曲の中から1曲を選び、課題曲、選択曲の順序で演奏すること。
・大型楽器に関しては主催者側が用意したものを使用のこと。
(第一次予選通過者の集まりの時に、第二次予選のセッティング等の打合せを行います)
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。

◆本 選
André Jolivet:Concerto pour Percussion [出版社:Salabert]

「注意事項」
・大型楽器に関しては主催者側が用意したものを使用のこと。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。

マリンバ部門
◆第一次予選 
下記の①②③の中から一つ選び演奏すること。
<課題曲>
①Ross Edwards:Marimba Dances より1(繰り返し無し) [出版社:Australian Music Centre]
C.O.Musser:Etude op.6 no.8 [出版社:Studio 4 Productions]
②Eric Sammut:Four Rotations for marimba Ⅲand Ⅳ [出版社:Keyboard Percussion Publications]
③三善 晃:組曲「会話」より やさしいお話、生返事ばっかり [出版社:音楽之友社]

「注意事項」
・暗譜で演奏のこと。
・ブラインド審査無しとする。

◆第二次予選 
下記の課題曲①②、選択曲より1曲、自由曲の順で、計4曲を30分以内に演奏すること。
<課題曲> 
①J.S.Bach:371vierstimmige Choräle für ein Tasteninstrument(Orgel,Klavier,Cembalo)より57番「O Traurigkeit, o Herzeleid」BWV 404(ロールで演奏すること) [出版社:Breitkopf]
②J.S.Bach:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番よりプレリュード [出版社:指定なし]

<選択曲>
①安倍圭子:道・パラフレーズ~マリンバのための~ [出版社:ジーベック音楽出版]
②石井眞木:飛天生動(Ⅲ) [出版社:Mannheimer Musikverlag]
③一柳 慧:源流 [出版社:ショット・ミュージック]
④権代敦彦:木はやはりなにも言わない [出版社:ショット・ミュージック]
(出版社よりインターネット配布されている5オクターブ版の選択も可)
⑤末吉保雄:マリンバのためのミラージュ [出版社:音楽之友社]
⑥田中利光:マリンバのための二章 [出版社:全音楽譜]
⑦三木 稔:マリンバの時 [出版社:音楽之友社]
⑧内藤明美:Memory of Woods for solo Marimba [出版社:Honeyrock]
⑨三宅一徳:Chain [出版社:Beurskens Muziekuitgeverij]
⑩三善 晃:トルスⅢ [出版社:音楽之友社]
⑪向井耕平:前奏曲とアレグロ [出版社:ALMUS MUSA]

<自由曲>
・マリンバのみによる無伴奏ソロ曲で出版されていること。
・選択曲にある曲を選んでも可。
・曲間のカットは認めないが、楽章の選択については可。
・第一次予選通過者は自由曲の原譜を必ず提出すること。

「注意事項」
・30分で演奏を止めるが審査には影響しない。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。

◆本 選
一柳 慧:マリンバ協奏曲 [出版社:ショット・ミュージック]

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。

表彰式及び特別大賞演奏会

日 時:2014年08月29日(金)
会 場:かつしかシンフォニーヒルズ(東京都葛飾区立石6-33-1)
指 揮:山下 一史 
演 奏:東京ニューシティ管弦楽団
出演者:
オーボエ部門    第1位  荒川 文吉
サクソフォーン部門 第1位  中島 諒
パーカッション部門 第1位  岡部 亮登
マリンバ部門    第1位  沓野 勢津子
 
演奏会結果
〇「内閣総理大臣賞」・「特別大賞」
パーカッション部門 岡部 亮登
〇別賞【東京ニューシティ管弦楽団賞定期演奏会特別出演】
パーカッション部門 岡部 亮登
〇「文部科学大臣賞」・「東京都知事賞」
パーカッション部門 第1位  岡部 亮登
マリンバ部門    第1位  沓野 勢津子
サクソフォーン部門 第1位  中島 諒
オーボエ部門    第1位  荒川 文吉

本選結果

オーボエ部門
第1位 荒川 文吉  第2位 荒木 奏美  第3位 Bomjun Kim
入 選 大庭 蓉子  入 選 水村 一陽

サクソフォーン部門
第1位 中島 諒   第2位 松下 洋   第3位 齊藤 健太
入 選 住谷 美帆  入 選 竹田 歌穂

パーカッション部門
第1位 岡部 亮登  第2位 関 聡    第2位 前田 啓太
入 選 高瀬 真吾  入 選 中島 良太

マリンバ部門 
第1位 沓野 勢津子 第2位 中田 麦   第3位 常盤 紘生
入 選 牧野 美沙  入 選 平光 優里

日本管打楽器コンクールこれまでの受賞一覧

2016年 第33回 日本管打楽器コンクール 報告
2015年 第32回 日本管打楽器コンクール 報告
2014年 第31回 日本管打楽器コンクール 報告
2013年 第30回 日本管打楽器コンクール 報告
2012年 第29回 日本管打楽器コンクール 報告
2011年 第28回 日本管打楽器コンクール 報告
2010年 第27回 日本管打楽器コンクール 報告
2009年 第26回 日本管打楽器コンクール 報告
2008年 第25回 日本管打楽器コンクール 報告
2007年 第24回 日本管打楽器コンクール 報告
2006年 第23回 日本管打楽器コンクール 報告
2005年 第22回 日本管打楽器コンクール 報告
2004年 第21回 日本管打楽器コンクール 報告
2003年 第20回 日本管打楽器コンクール 報告
2002年 第19回 日本管打楽器コンクール 報告
2001年 第18回 日本管打楽器コンクール 報告
2000年 第17回 日本管打楽器コンクール 報告
1999年 第16回 日本管打楽器コンクール 報告
1998年 第15回 日本管打楽器コンクール 報告
1997年 第14回 日本管打楽器コンクール 報告
1996年 第13回 日本管打楽器コンクール 報告
1995年 第12回 日本管打楽器コンクール 報告
1994年 第11回 日本管打楽器コンクール 報告
1993年 第10回 日本管打楽器コンクール 報告
1992年 第09回 日本管打楽器コンクール 報告
1991年 第08回 日本管打楽器コンクール 報告
1990年 第07回 日本管打楽器コンクール 報告
1989年 第06回 日本管打楽器コンクール 報告
1988年 第05回 日本管打楽器コンクール 報告
1987年 第04回 日本管打楽器コンクール 報告
1986年 第03回 日本管打楽器コンクール 報告
1985年 第02回 日本管打楽器コンクール 報告
1984年 第01回 日本管打楽器コンクール 報告
第30回 日本管打楽器コンクール 第29回 日本管打楽器コンクール