日本管打楽器コンクール

このコンクールは、管楽器および打楽器の各分野から、国際的視野に立ち有能なソリストを発掘し、優秀な人材の育成およびこのジャンルの啓発を目的とするものです。

2022年 第37回日本管打楽器コンクール

開催部門 オーボエ・サクソフォーン・パーカッション・マリンバ

■オーボエ部門 会場:尚美ミュージックカレッジ専門学校(東京都文京区本郷4-15-9)
 (第一次予選・第二次予選・本選:バリオホール)
 2022年8月08日(月)  10:00~  第一次予選
 2022年8月09日(火)  10:00~  第一次予選
 2022年8月11日(木祝) 10:00~  第二次予選
 2022年8月12日(金)  13:00~  本   選

■サクソフォーン部門 会場:尚美ミュージックカレッジ専門学校(東京都文京区本郷4-15-9)
 (第一次予選・第二次予選・本選:バリオホール)
 2022年8月22日(月)  09:30~  第一次予選
 2022年8月23日(火)  09:30~  第一次予選
 2022年8月24日(水)  09:30~  第一次予選
 2022年8月25日(木)  10:00~  第二次予選
 2022年8月26日(金)  10:00~  第二次予選
 2022年8月27日(土)  13:00~  本   選

■パーカッション部門 会場:武蔵野音楽大学 江古田キャンパス(東京都練馬区羽沢1-13-1)
 (第一次予選・第二次予選・本選:ブラームスホール)
 2022年8月15日(月)  10:00~  第一次予選
 2022年8月18日(木)  10:00~  第二次予選
 2022年8月20日(土)  13:30~  本   選

■マリンバ部門 会場:東京音楽大学 池袋キャンパス(東京都豊島区南池袋3-4-5)
 (第一次予選・第二次予選・本選:100周年記念ホール)
 2022年8月23日(火)  09:45~  第一次予選
 2022年8月25日(木)  10:00~  第二次予選
 2022年8月27日(土)  13:00~  本   選

オーボエ部門
◆第一次予選
<課題曲>
J.S.Bach:Partita BWV1013 より Allemande[出版社:指定なし]
※g-moll,a-mollどちらでも可。
※最後の音はオクターブ下でも可。また繰り返しのある版は繰り返し無し。

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆第二次予選
下記の課題曲と選択曲の中から1曲を選び、課題曲選択曲の順序で演奏すること。
<課題曲>
H.Dutilleux:Sonateより1,2[出版社:指定なし]

<選択曲>
①J.S.Bach:Sonate g-moll BWV1030b(ピアノ伴奏)[出版社:指定なし]
※繰り返し無し
②R.Schumann:Drei Romanzen[出版社:指定なし]
※繰り返し有り
③A.Doráti:Duo Concertante[出版社:指定なし]
④A.Ponchielli:Capriccio[出版社:指定なし]
⑤B.Britten:Six Metamorphoses after Ovid[出版社:指定なし]
⑥G.Silvestrini:Six Études pour Hautbois より 1,2,4,6[出版社:指定なし]
⑦北爪道夫:歌う葦(Reeds Singing a Song)[出版社:指定なし]
⑧保科洋:祈り そして 戯れ~光のもとの~[出版社:指定なし]
⑨平尾貴四男:Sonate[出版社:指定なし]

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆本 選
W.A.Mozart:Konzert C-dur KV314 全楽章[出版社:指定なし]

「注意事項」
・暗譜で演奏とし、ブラインド審査無しとする。



サクソフォーン部門
◆第一次予選
下記の課題曲①②の順序で演奏すること。
<課題曲>
① E.Bozza:12 Études-Caprices より No.6[出版社:Leduc]
② G.Lacour:28 Études より No.24[出版社:Billaudot]

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆第二次予選
課題曲審査の結果後、通過者のみ選択曲審査へ進めるものとする。
<課題曲審査>
C.Pascal:Sonatine[出版社:Durand]

「注意事項」
・暗譜で演奏とし、ブラインド審査無しとする。

<選択曲審査>
下記の選択曲の中から1曲を選び演奏すること。
① R.Corniot:Eglogue et Danse Pastorale[出版社:Leduc]
② R.Boutry:Sérénade[出版社:Salabert]
③ D.Maslanka:Sonata より 第3楽章[出版社:Maslanka Press]
④ C.Lauba:Kabuki[出版社:Leduc]
⑤西村朗:水の影[出版社:全音楽譜出版社]
⑥挾間美帆:サクソフォン・ソナタ第1番 -秘色の王国-[出版社:東京ハッスルコピー]

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆本 選
A.Glazounov:Concerto[出版社:Leduc]

「注意事項」
・暗譜で演奏とし、ブラインド審査無しとする。


パーカッション部門
◆第一次予選
下記の課題曲①②③の順序で演奏すること。
<課題曲>
① J.Delécluse:Test-Claire pour Caisse claire seule[出版社:Leduc]
② S.Fink:Trommel-Suiteより toccata[出版社:Zimmermann Frankfurt]
③ M.Goldenberg:Modern School for Xylophone Marimba Vibraphone より 61ページⅢ ニ長調 Allegro[出版社:Chappell/Alfred(改訂版)]
※ Xylophone で演奏すること。手順は自由とする。

「注意事項」
・小太鼓(1台のみ)は各自で持参し、Xylophone は主催者側が用意したものを使用すること。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆第二次予選
下記の課題曲と選択曲の中から1曲を選び、課題曲選択曲の順序で演奏すること。
<課題曲>
M.Cals:Quatre Inventions 全楽章[出版社:Leduc]
※第2楽章においては、Xylophone 使用でも可。Marimba(5oct.)のみ使用でも可。

<選択曲>
① E.Carter:Eight Pieces for Four Timpani[出版社:A.M.P/H.Leonard]
※ No.4,No.1,No.8 の順序で演奏すること。
② P.Nørgård:I Ching より Ⅱ,Ⅳ[出版社:Wilhelm Hansen]
③ 石井眞木:Thirteen Drums Op.66[出版社:Moeck/Mannheimer Musikverlag]
④ K.Stockhausen:Nr.9 Zyklus[出版社:Universal]
⑤ W.Thärichen:Konzert für Pauken und Orchester より 2,3[出版社:Bote&Bock]
⑥ 福士則夫:ソロ・パーカッションのための「グラウンド」[出版社:音楽之友社]
⑦ N.J.Živković:Generally Spoken it is Nothing but Rhythm[出版社:Musica Europea]
⑧ 北爪道夫:Side by Side[出版社:全音楽譜出版社]
⑨ I.Xenakis:Psappha[出版社:Salabert]
⑩ E.Kopetzki:Canned Heat[出版社:Southern Music]
※繰り返し無し
⑪ I.Xenakis:Rebonds[出版社:Salabert]
※ a,b を演奏すること。
⑫ M.Feldman:The King of Denmark[出版社:Peters]
⑬ K.Volans:She Who Sleeps With A Small Blanket[出版社:Chester Music]

「注意事項」
・大型楽器に関しては主催者側が用意したものを使用すること。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆本 選
A.Jolivet:Concerto[出版社:Salabert]

「注意事項」
・大型楽器に関しては主催者側が用意したものを使用すること。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


マリンバ部門
◆第一次予選
下記の課題曲と選択曲①②③の中から1曲を選び、課題曲選択曲の順序で演奏すること。
<課題曲>
J.S.Bach:無伴奏チェロ組曲 BWV1009(第3番)より Allemande[出版社:指定なし]
※繰り返し無し 
※出版社の指定はないが、マリンバ用に編曲されたものを除く。

<選択曲>
① C.O.Musser:Etude op.6 no.10[出版社:Studio 4 Productions]
② C.O.Musser:Etude op.6 no.9[出版社:Studio 4 Productions]
③ C.O.Musser:Etude op.11 no.4[出版社:Studio 4 Productions]

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆第二次予選
下記の課題曲と選択曲の中から1曲を選び、課題曲選択曲の順序で演奏すること。
<課題曲>
田中利光:マリンバのための二章[出版社:全音楽譜出版社]

<選択曲>
①石井眞木:飛天生動Ⅲ[出版社:Moeck/Mannheimer Musikverlag]
②一柳慧:森の肖像[出版社:ショット・ミュージック]
③末吉保雄:マリンバのためのミラージュ[出版社:音楽之友社]
④三宅一徳:Chain[出版社:Beurskens Muziekuitgeverij]
⑤三善晃:トルスⅢ[出版社:音楽之友社]
⑥ J.Schwantner:Velocities[出版社:Schott Music]
⑦ A.Thomas:Merlin[出版社:Shawnee Press]
⑧ N.J.Živković:Ilijaš[出版社:Gretel Verlag]
⑨ J.Druckman:Reflections on the Nature of Water[出版社:Boosey & Hawkes]
⑩ P.Klatzow:Dances of Earth and Fire[出版社:Percussion Music Europe]
⑪ A.Viñao:Khan Variations[出版社:Alejandro Viñao]
⑫ E.Kopetzki:Three Movements for a Solo Dancer[出版社:HoneyRock Publishing]

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆本 選
伊福部昭:ラウダ・コンチェルタータ[出版社:音楽之友社]

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


特別大賞演奏会及び表彰式
2022年8月31日(水)  17:00~(開場16:30)
会 場:かつしかシンフォニーヒルズ 大ホール(東京都葛飾区立石6-33-1)
出演者:オーボエ部門    第1位  荒木 良太
    サクソフォーン部門 第1位  五十嵐 健太
    パーカッション部門 第1位  安藤  巴
    マリンバ部門    第1位  岡田 満里子


演奏会結果
「内閣総理大臣賞」・「特別大賞」
 サクソフォーン部門    五十嵐 健太

「文部科学大臣賞」・「東京都知事賞」
 オーボエ部門    第1位  荒木 良太 (東京藝術大学在学)
 サクソフォーン部門 第1位  五十嵐 健太(東京音楽大学在学)
 パーカッション部門 第1位  安藤  巴 (東京藝術大学卒)
 マリンバ部門    第1位  岡田 満里子(東京藝術大学大学院修士課程在学)

本選結果
オーボエ部門
 第1位  荒木 良太  (東京藝術大学在学)
 第2位  石井 智章  (パシフィックフィルハーモニア東京)
 第3位  榎 かぐや  (東京音楽大学卒)
 入 選  大隈 淳幾  (桐朋学園大学研究生修了)
 入 選  笹平 幸那  (東京藝術大学大学院卒)

サクソフォーン部門
 第1位  五十嵐 健太 (東京音楽大学在学)
 第2位  山本 航司  (東京藝術大学在学)
 第3位  住谷 美帆  (昭和音楽大学講師)
 入 選  蒙  和雅  (東京藝術大学、同大学院修士課程修了)
 入 選  海老原 美保 (東京藝術大学大学院在学)

パーカッション部門
 第1位  安藤  巴  (東京藝術大学卒)
 第2位  中島 良太  (海上自衛隊舞鶴音楽隊)
 第3位  落合 空千  (相愛大学大学院在学)
 入 選  丸山 由華  (ハノーファー音楽演劇メディア大学大学院修了)

マリンバ部門
 第1位  岡田 満里子 (東京藝術大学大学院修士課程在学)
 第2位  常盤 紘生  (ウィーン国立音楽大学在学)
 第2位  櫻井 秀悠  (洗足学園音楽大学在学)
 入 選  亀井 博子  (東京藝術大学、同大学院修士課程修了)
 入 選  尾崎 夏子  (東京音楽大学在学)

日本管打楽器コンクールこれまでの受賞一覧

2023年 第38回 日本管打楽器コンクール 報告
2022年 第37回 日本管打楽器コンクール 報告
2019年 第36回 日本管打楽器コンクール 報告
2018年 第35回 日本管打楽器コンクール 報告
2017年 第34回 日本管打楽器コンクール 報告
2016年 第33回 日本管打楽器コンクール 報告
2015年 第32回 日本管打楽器コンクール 報告
2014年 第31回 日本管打楽器コンクール 報告
2013年 第30回 日本管打楽器コンクール 報告
2012年 第29回 日本管打楽器コンクール 報告
2011年 第28回 日本管打楽器コンクール 報告
2010年 第27回 日本管打楽器コンクール 報告
2009年 第26回 日本管打楽器コンクール 報告
2008年 第25回 日本管打楽器コンクール 報告
2007年 第24回 日本管打楽器コンクール 報告
2006年 第23回 日本管打楽器コンクール 報告
2005年 第22回 日本管打楽器コンクール 報告
2004年 第21回 日本管打楽器コンクール 報告
2003年 第20回 日本管打楽器コンクール 報告
2002年 第19回 日本管打楽器コンクール 報告
2001年 第18回 日本管打楽器コンクール 報告
2000年 第17回 日本管打楽器コンクール 報告
1999年 第16回 日本管打楽器コンクール 報告
1998年 第15回 日本管打楽器コンクール 報告
1997年 第14回 日本管打楽器コンクール 報告
1996年 第13回 日本管打楽器コンクール 報告
1995年 第12回 日本管打楽器コンクール 報告
1994年 第11回 日本管打楽器コンクール 報告
1993年 第10回 日本管打楽器コンクール 報告
1992年 第09回 日本管打楽器コンクール 報告
1991年 第08回 日本管打楽器コンクール 報告
1990年 第07回 日本管打楽器コンクール 報告
1989年 第06回 日本管打楽器コンクール 報告
1988年 第05回 日本管打楽器コンクール 報告
1987年 第04回 日本管打楽器コンクール 報告
1986年 第03回 日本管打楽器コンクール 報告
1985年 第02回 日本管打楽器コンクール 報告
1984年 第01回 日本管打楽器コンクール 報告