このコンクールは、管楽器および打楽器の各分野から、国際的視野に立ち有能なソリストを発掘し、優秀な人材の育成およびこのジャンルの啓発を目的とするものです。
1990年 第7回日本管打楽器コンクール 報告
開催日程・場所
1990年11月12日(月)~11月23日(金)
(会場:バリオホール)
オーボエ部門
◆第一次予選
<課題曲>
G.F.Händel:Sonate g-moll 1楽章及び2楽章 [出版社:指定なし]
◆第二次予選
<課題曲>
B.Martinu:Concerto 1楽章及び2楽章 [出版社:Eschig]
<選択曲>
(A)H.Dutilleux:Sonate 1楽章及び2楽章 [出版社:A.Leduc]
(B)K.Hirao:Sonate 全曲 [出版社:音楽之友社]
(C)R.Kelterborn:Sonatine 全曲 [出版社:指定なし]
(D)A.Pasculli:Concerto 全曲 [出版社:Rara]
(E)J.Rietz:Konzertstuck Op.33 全曲 [出版社:Rara/Breitkopf]
◆本 選
W.A.Mozart:Konzert C-Dur K.V.314 全曲 [出版社:指定なし]
「注意事項」
1.二次予選の演奏順序は、課題曲-選択曲の順とし、演奏時間は両方合わせて20分以内とする。 (20分を越えた場合は中止することがある。)
2.一次予選、二次予選、本選の審査はすべてオープンで実施する。(審査員席の前のカーテンなし。)
3.二次予選~課題曲のB.Martinu:Concertoは、1楽章の前奏は②からスタート(ソロの6小節前)
4.二次予選~選択曲の(C)R.Kelterborn:Sonatineはチェンバロを使用せず、ピアノを使用の事。
5.本選~課題曲のW.A.Mozart:Konzert C-Durのカデンツは自由。
6.本選は暗譜で演奏のこと。
サクソフォーン部門
◆第一次予選
<課題曲>
R.G.Montbrun:Six Pièces Musicales D’Étude [出版社:A.Leduc]
I.Ballade Ⅲ.Ronde Ⅵ.Finale
◆第二次予選
<課題曲>
J.Ibert:Concertino da Cameraより第1楽章 [出版社:A.Leduc]
<選択曲>
(A)P.M.Dubois:Divertissement [出版社:A.Leduc]
(B)I.Gotkovsky:Variations Pathétiquesより I.Ⅱ.Ⅲ.Ⅵ楽章 [出版社:G.Billaudot]
(C)F.Martin:Bllade [出版社:Universal Edition]
(D)R.Planel:Prélude et Saltarelle [出版社:A.Leduc]
(E)E.Denisov:Sonata [出版社:A.Leduc]
◆本 選
A.Glazounov:Concerto [出版社:A.Leduc]
「注意事項」
1.二次予選の課題曲と本選の課題曲は暗譜のこと。それ以外は楽譜使用可。
2.二次予選の演奏は課題曲・選択曲の順とする。
3.一次・二次予選とも審査はブラインドで実施する。(審査員席の前のカーテン有り。)
4.本選の審査はオープンで実施する。(審査員席の前のカーテンなし。)
トランペット部門
◆第一次予選
<課題曲>
R.Boutry:Trompetunia [出版社:A.Leduc]
◆第二次予選
<課題曲>
Honegger:Intrada [出版社:Salabert]
<選択曲>下記の3曲のうち1曲を選択し演奏のこと。
(A)L.Mozart:Concerto in D [出版社:G.Billaudot]
(B)J.Francaix:Prelude Sarabande et Gigue [出版社:M.Eschig]
(C)E.Bozza:Rustiques [出版社:A.Leduc]
◆本 選
J.N.Hummel:Concerto E-flat Major [出版社:指定なし]
「注意事項」
1.一次予選、二次予選ともブラインドで審査を行う。
2.本選の審査はオープンで実施する。
3.一次予選、二次予選、本選の課題曲は暗譜で演奏のこと。
4.二次予選~選択曲は楽譜使用可。
5.一次予選、二次予選、本選の課題曲は楽器指定なし。
6.二次予選~選択曲(A)L.Mozart:Concerto in Dは1楽章のみ。演奏はBの4小節目から開始し、カデンツァの前で終わる。
7.本選課題曲のカデンツは任意とする。
打楽器部門
◆第一次予選
<課題曲>〔(A)(B)2曲を演奏〕
A〔小太鼓〕A.J.Cirone:Portraite in rhythmよりNo.3 [出版社:BELWIN]
B〔マリンバ〕三善 晃:現代日本マリンバ曲集Ⅱ 組曲「会話」より I.やさしいお話 [出版社:音楽之友社]
◆第二次予選
<課題曲>
R.Stern:Adventures for One [出版社:MUSIC for PERCUSSION]
<選択曲>
(A)三木 稔:現代日本マリンバ曲集I 「マリンバの時」 [出版社:音楽之友社]
(B)田中利光:現代日本マリンバ曲集Ⅱ 「マリンバのための二章」より第2楽章 [出版社:音楽之友社]
(C)Keiko Abe:Dream of the Cherry Blossomes [出版社:ZIMMERMANN FRANKFURT]
(安倍圭子)(桜の幻影)
◆本 選
A.Jolivet:Concerto pour Percussion et Orchestre [出版社:Editions Salabert]
「注意事項」
1.一次・二次予選及び本選とも審査はすべてオープンで実施する。(審査席の前にカーテン等はしない。)
2.一次予選の演奏順序は(A)~(B)の順で演奏する。
3.二次予選は課題曲~選択曲の順で演奏する。
4.二次予選の選択曲(A)三木 稔:「マリンバの時」は3ページのTempo Iより始める。また5分を超えた時点において、演奏を中止することがある。
5.二次予選の選択曲(C)Keiko Abe:Dream of Cherry Blossomesはミスプリントがあり、参加者には正誤表を送付するので確認のこと。
1990年11月12日(月)~11月23日(金)
(会場:バリオホール)
オーボエ部門
◆第一次予選
<課題曲>
G.F.Händel:Sonate g-moll 1楽章及び2楽章 [出版社:指定なし]
◆第二次予選
<課題曲>
B.Martinu:Concerto 1楽章及び2楽章 [出版社:Eschig]
<選択曲>
(A)H.Dutilleux:Sonate 1楽章及び2楽章 [出版社:A.Leduc]
(B)K.Hirao:Sonate 全曲 [出版社:音楽之友社]
(C)R.Kelterborn:Sonatine 全曲 [出版社:指定なし]
(D)A.Pasculli:Concerto 全曲 [出版社:Rara]
(E)J.Rietz:Konzertstuck Op.33 全曲 [出版社:Rara/Breitkopf]
◆本 選
W.A.Mozart:Konzert C-Dur K.V.314 全曲 [出版社:指定なし]
「注意事項」
1.二次予選の演奏順序は、課題曲-選択曲の順とし、演奏時間は両方合わせて20分以内とする。 (20分を越えた場合は中止することがある。)
2.一次予選、二次予選、本選の審査はすべてオープンで実施する。(審査員席の前のカーテンなし。)
3.二次予選~課題曲のB.Martinu:Concertoは、1楽章の前奏は②からスタート(ソロの6小節前)
4.二次予選~選択曲の(C)R.Kelterborn:Sonatineはチェンバロを使用せず、ピアノを使用の事。
5.本選~課題曲のW.A.Mozart:Konzert C-Durのカデンツは自由。
6.本選は暗譜で演奏のこと。
サクソフォーン部門
◆第一次予選
<課題曲>
R.G.Montbrun:Six Pièces Musicales D’Étude [出版社:A.Leduc]
I.Ballade Ⅲ.Ronde Ⅵ.Finale
◆第二次予選
<課題曲>
J.Ibert:Concertino da Cameraより第1楽章 [出版社:A.Leduc]
<選択曲>
(A)P.M.Dubois:Divertissement [出版社:A.Leduc]
(B)I.Gotkovsky:Variations Pathétiquesより I.Ⅱ.Ⅲ.Ⅵ楽章 [出版社:G.Billaudot]
(C)F.Martin:Bllade [出版社:Universal Edition]
(D)R.Planel:Prélude et Saltarelle [出版社:A.Leduc]
(E)E.Denisov:Sonata [出版社:A.Leduc]
◆本 選
A.Glazounov:Concerto [出版社:A.Leduc]
「注意事項」
1.二次予選の課題曲と本選の課題曲は暗譜のこと。それ以外は楽譜使用可。
2.二次予選の演奏は課題曲・選択曲の順とする。
3.一次・二次予選とも審査はブラインドで実施する。(審査員席の前のカーテン有り。)
4.本選の審査はオープンで実施する。(審査員席の前のカーテンなし。)
トランペット部門
◆第一次予選
<課題曲>
R.Boutry:Trompetunia [出版社:A.Leduc]
◆第二次予選
<課題曲>
Honegger:Intrada [出版社:Salabert]
<選択曲>下記の3曲のうち1曲を選択し演奏のこと。
(A)L.Mozart:Concerto in D [出版社:G.Billaudot]
(B)J.Francaix:Prelude Sarabande et Gigue [出版社:M.Eschig]
(C)E.Bozza:Rustiques [出版社:A.Leduc]
◆本 選
J.N.Hummel:Concerto E-flat Major [出版社:指定なし]
「注意事項」
1.一次予選、二次予選ともブラインドで審査を行う。
2.本選の審査はオープンで実施する。
3.一次予選、二次予選、本選の課題曲は暗譜で演奏のこと。
4.二次予選~選択曲は楽譜使用可。
5.一次予選、二次予選、本選の課題曲は楽器指定なし。
6.二次予選~選択曲(A)L.Mozart:Concerto in Dは1楽章のみ。演奏はBの4小節目から開始し、カデンツァの前で終わる。
7.本選課題曲のカデンツは任意とする。
打楽器部門
◆第一次予選
<課題曲>〔(A)(B)2曲を演奏〕
A〔小太鼓〕A.J.Cirone:Portraite in rhythmよりNo.3 [出版社:BELWIN]
B〔マリンバ〕三善 晃:現代日本マリンバ曲集Ⅱ 組曲「会話」より I.やさしいお話 [出版社:音楽之友社]
◆第二次予選
<課題曲>
R.Stern:Adventures for One [出版社:MUSIC for PERCUSSION]
<選択曲>
(A)三木 稔:現代日本マリンバ曲集I 「マリンバの時」 [出版社:音楽之友社]
(B)田中利光:現代日本マリンバ曲集Ⅱ 「マリンバのための二章」より第2楽章 [出版社:音楽之友社]
(C)Keiko Abe:Dream of the Cherry Blossomes [出版社:ZIMMERMANN FRANKFURT]
(安倍圭子)(桜の幻影)
◆本 選
A.Jolivet:Concerto pour Percussion et Orchestre [出版社:Editions Salabert]
「注意事項」
1.一次・二次予選及び本選とも審査はすべてオープンで実施する。(審査席の前にカーテン等はしない。)
2.一次予選の演奏順序は(A)~(B)の順で演奏する。
3.二次予選は課題曲~選択曲の順で演奏する。
4.二次予選の選択曲(A)三木 稔:「マリンバの時」は3ページのTempo Iより始める。また5分を超えた時点において、演奏を中止することがある。
5.二次予選の選択曲(C)Keiko Abe:Dream of Cherry Blossomesはミスプリントがあり、参加者には正誤表を送付するので確認のこと。
表彰式及び特別大賞演奏会
日 時:1990年11月26日(月)
会 場:日比谷公会堂
指 揮:三石 精一
演 奏:東京フェスティバルオーケストラ
出演者:
オーボエ部門 第1位 渡辺 克也
サクソフォーン部門 第1位 平野 公崇
トランペット部門 第1位 Scott Hampton Clark
打楽器部門 第1位 梅津 千恵子
演奏会結果
○「大賞授賞者」
オーボエ部門 渡辺 克也
会 場:日比谷公会堂
指 揮:三石 精一
演 奏:東京フェスティバルオーケストラ
出演者:
オーボエ部門 第1位 渡辺 克也
サクソフォーン部門 第1位 平野 公崇
トランペット部門 第1位 Scott Hampton Clark
打楽器部門 第1位 梅津 千恵子
演奏会結果
○「大賞授賞者」
オーボエ部門 渡辺 克也
本選結果
オーボエ部門
第1位 渡辺 克也 第2位 高井 美香 第3位 Hartman Cristoph
入 選 渡辺 尚洋 入 選 菅野 麻紀
サクソフォーン部門
第1位 平野 公崇 第2位 大和田 雅洋 第3位 松雪 明
入 選 福本 信太郎 入 選 大森 義基
トランペット部門
第1位 Scott Hampton Clark 第2位 前田 進 第3位 古田 俊博
入 選 前田 寛人 入 選 池辺 純
打楽器部門
第1位 梅津 千恵子 第2位 加藤 訓子 第3位 和田 光世
入 選 石崎 陽子 入 選 北上 あや子
第1位 渡辺 克也 第2位 高井 美香 第3位 Hartman Cristoph
入 選 渡辺 尚洋 入 選 菅野 麻紀
サクソフォーン部門
第1位 平野 公崇 第2位 大和田 雅洋 第3位 松雪 明
入 選 福本 信太郎 入 選 大森 義基
トランペット部門
第1位 Scott Hampton Clark 第2位 前田 進 第3位 古田 俊博
入 選 前田 寛人 入 選 池辺 純
打楽器部門
第1位 梅津 千恵子 第2位 加藤 訓子 第3位 和田 光世
入 選 石崎 陽子 入 選 北上 あや子